1⃣ 価格はどれくらい?
2⃣ 耳掛けとオーダーメイド耳穴型の補聴器は耳穴タイプが高いんでしょ?
3⃣ 自分にはどの補聴器が合う?
補聴器は、アナログとデジタル補聴器がございます。
主流になってきているのはデジタル補聴器で、
専門家によって一人ひとりの聴力に合わせた細やかな音の増減の調整が行えるようになりました。
一番落ち着いた価格で片耳5万円~
高額なものは片耳60万円以上するものまで幅広くございます。
職場での会議や旅行先での騒がしい中での会話など、
多様な環境で補聴器を使用する機会が多い方ほど
周囲の音を柔らかくする雑音抑制機能や言葉を拾う方向を限定する指向性のように
性能が良くなるほど価格もしっかりとしたものとなり
実際に使用されているお客様からの評価も高い印象です。
その最たる機能がCh数(チャンネル数)で、下図に示す通り、
数字が増えるほどに補聴器から補える音のきめ細かさ(自然な聞き心地)も高まることが期待されます。
補聴器は下図の様な種類に区別されます。
メーカーによって既製品とオーダーメイド品に多少の価格差が設けられておりますが、
形状の違いによって大差はなく、
やはり補聴器の性能(Ch数)の違いが購入金額に大きく影響します。
補聴器の購入を決める際には
・目立ちにくさ(大きさ:見せたくないか/魅せたいか、色:御髪に合った色でカモフラージュさせるか)
・形状(耳掛けか耳穴タイプか)
・使い勝手(マスクや眼鏡の邪魔にならないか、電池交換や充電は上手くできるか、自分で上手く耳に着けられるか etc.)
上記の3つについてお考えになられる方が多い印象です。
これらを踏まえ、やはり皆さんにお伝えしたいことは、1つです。
どんなに機能の優れた補聴器も、
お客様の生活環境で実際にお使いいただき、
その感想をフィードバックしていただきながら改善を目指して音の調整を重ねていくことがとても大切です。
ご購入いただきました後、1ヶ月後→2ヶ月後→3ヶ月後というように
最低でも平均3回はお店に通っていただくことをお奨めしており、日常生活で使用した感想などを伺いながらよりご自身に合う補聴器をいっしょに作っていきます。
補聴器の価格が高額な理由は
購入した店舗では
その後の調整料金が何度通っていただいてもずっと無料
ということも大きく影響しております。
上の図の様に、初めは「良く聞こえる!」よりも少し下げた
「これなら1日中使っていても大丈夫かも」という大きさから始めていただきます。
そこから慣れてくる毎に徐々に音を足すように調整し
少しでも快適に聞き取れる状態を一緒に目指しましょう。