補聴器は難聴の方にとって、聞こえを改善し、
コミュニケーションや社会活動を促進する大切な道具です。
補聴器をつけて聞こえることによって得られる効果は、
以下のようなものがあります。
心理的な効果:補聴器を付けて聞こえることで、自信や安心感が高まります。難聴は、自分の能力や価値を低くく見ることや、孤立や抑うつに陥ることに繋がります。補聴器を着けて聞こえることで、自分の状態を受け入れやすくなり、前向きな気持ちになります。
認知的な効果:補聴器を着けて聞こえることで、脳の活性化や認知機能の維持が期待されます。難聴は脳の負担を増やし、記憶力や判断力などの認知機能を低下させます。補聴器を付けて聞こえることで、音を感じ取り、脳で理解するという「聴覚トレーニング」ができます。また、認知症の予防効果も報告されています。
社会的な効果:補聴器を付けてきこえることで、他者とのコミュニケーションや社会活動の促進が期待できます。難聴は他社との会話が困難になり、人間関係や仕事に支障をきたします。補聴器を付けてきこえることで他者とのコミュニケーションや情報交換がスムーズになり、孤立や抑うつを防ぐことができます。
以上のように、補聴器を付けて聞こえることによって得られる効果は多岐にわたります。
しかし、補聴器は万能ではありません。
補聴器は元の聞こえに戻すことはできず、音を増幅させるだけです。
また、補聴器も個人差や環境差があります。
そのため、補聴器を使用する際には適切な選択や調整、
使用トレーニングやアフターケアが必要です。
補聴器は難聴の方の生活の質を向上させるための有効な手段です。
難聴がある方は、早めに耳鼻咽喉科や補聴器専門店で相談し、適切な補聴器を選んで使用することが大切です。
下の表は補聴器を付けたことによる客観的評価を表しています。
一定の距離・周波数・音量で補聴器無しと有りの聞こえを測定したものです。
効果は黄色の線で表しています。
下の表は言葉の聞き取りの結果です。
補聴器装用前はこの方の左耳の最高の聞こえは90デシベルで80%の正答率。
つまり聞き取り能力は最高で80%。右耳も80%。
こんな大声で会話する人なんていません。
普通の声の大きさで最高の聞こえ80%を引き出す必要があります。
それが下の表。60デシベルという普通の声の大きさで80%を出しています。
このようにご家族様などが普通の声で話しかけても聞こえやすくなるというのがわかります。
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