一側性難聴とは、片耳だけが聞こえにくくなってしまう難聴のことです。
あれ?!左耳が。。。
当店の代表の長谷川も突発性難聴で左耳が突然聞こえなくなり、2週間入院しました。ある朝、通勤で駅の改札のスイカのタッチ音がいつもなら、ピッ!と聞こえるはずが全く聞こえない。しかもだんだんと右に傾いて歩いてしまう。電車内でも左からの雑踏が全く聞こえない。方向感覚が悪くなるんですね。なんだか自分の左側にコンクリートの壁ができたみたいな感覚で。閉塞感というのでしょうか。
職場についてからは、スタッフの声が聞き取れず、「もう一回言ってくれる?」と何度も聞き返したので、スタッフが変な顔をしながらもう一度大きな声で言い直すのです。さすがにこれは!と、自ら聴力測定をして病院へ駆け込んでいきました。。。。病院内でも不安だったようです。右耳を向けながら必死に受付し、待合室では神経を集中して待っていたようで、特にドクターの声が聞き取りにくかったようで、先生に聞き返していたんだそうです。片耳だけ聞こえなくても、もう一方の耳があるから大丈夫だと思いがちですが、明らかにハンディキャップを体感したそうです。
生まれつきや病気により片耳が失聴している方は意外と多いんです。
片耳は聞こえるので、昔から聞こえる方の耳で頑張って聞いていましたが、
就学や就職、行動規制の緩和による外出機会の増加やリモートワークの解除に伴い困ることが増えてきた、と当店でも片耳失聴のお客様の問い合わせが
増えています。
片耳失聴の方のお声を聞いて、補聴器メーカーは「クロス送信器」という画期的な器機を開発しました。
片耳失聴の方の中でもまだ「クロス送信器」の存在は知らず来店して初めて体験していただく方も多いです。
今回は簡単にクロス送信器についてイラストと一緒にご案内します!
【イラスト①】
片耳が失聴していると、【イラスト①】の様に、聞えない耳の方から話かけられると、
聞こえづらかったり、聞えなかったりします。
決して無視しているわけではないんです!
【イラスト②】
そこで登場したのが「クロス送信器」です。
「クロス送信器」は「補聴器」とペアで使います。
聞こえない方向からの音を「クロス送信器」が感知し、
「補聴器」に転送してくれます。
すると……
【イラスト➂】
聞こえない耳の方から話かけられた言葉が聞こえる耳に転送され、
聞き取ることができました!
「できることは何もないと思っていた」という悩みを抱えた片耳失聴の方に
ご好評いただいているクロス送信器。
当店では試聴やレンタルもできます!非常に人気の為、試聴希望の際は
ご予約時にご申告いただけると幸いです!
ご興味ある方はお気軽にお問合せください♪