眼鏡が『アイウェア』と呼ばれはじめ お洒落に着飾るアイテムとなったのも遠い昔のことではありません。 それ以前には「眼鏡を掛けているのは視力が悪い」 という障害を誇張しているようで格好悪い… などというイメージが少なからずあり 現在の様にお洒落アイテムとは程遠い存在でした。 補聴器はどうでしょうか? 補聴器をしていると 「聞こえないという障害を抱えているように...
補聴器のトレーニングは「脳」のトレーニング 一回目の記事では、難聴の方の脳は音が入ってこない静かな環境に慣れてしまっているので、あまり音を処理していない、というお話をしました。聴力が低下すると、音声を処理する役目を担っていた脳の部分が活動しなくなります。その状態で補聴器をつけると、今まで聞こえていなかった音が急に聞こえてくるので、その刺激に脳がすぐには慣れないことがほとんどです。 し...
補聴器を使いこなせるようになるまで その一 「補聴器を使ってみたけれども、効果を感じなかったのでやめてしまった」という方もいらっしゃいます。本当に補聴器は効果がないのでしょうか?せっかく購入した補聴器なので、使いこなせるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。ここではこれらの疑問についてお答えします。一言でいうと、「自分の耳と脳をトレーニングすること」と、「調整を繰り返し行うこと」が補聴器を使い...
まず、難聴かな?と思ったら耳鼻科に受診しましょう。 そして実績のある補聴器専門店にまずは相談されると良いです。 また、補聴器を選ぶ際のポイントとしては、以下のようなものがあります : 1. 聴力レベル: 聴力レベルに合わせた補聴器を選ぶことが大切です。また、補聴器によって適応する聴力レベルが異なるため、自分の聴力レベルに合わせて選ぶことが必要です。 2. 使用環境: 補聴器を使用する...
80代、女性。 元々右耳がやや聞こえ難く定期的に耳鼻科で検査を受けていた。 今回は、徐々に左耳も聞こえ難くなってきたため、 医師から補聴器を勧められてご来店。 【来店時の聴力】 平均聴力の正常とされる範囲は縦の数字25dBよりも若い数字。 こちらのお客様の平均聴力は右60dB、左44dB。 【ご本人の希望】 補聴器は左耳にだけ着けたい。 右耳にはもし将来、障害者手帳が交付されたら着けた...
①一側性難聴について 一側性難聴とは、片耳だけが聞こえにくくなってしまう難聴のことです。 あれ?!左耳が。。。 当店の代表の長谷川も突発性難聴で左耳が突然聞こえなくなり、2週間入院しました。ある朝、通勤で駅の改札のスイカのタッチ音がいつもなら、ピッ!と聞こえるはずが全く聞こえない。しかもだんだんと右に傾いて歩いてしまう。電車内でも左からの雑踏が全く聞こえない。方向感覚が悪くなるんで...
補聴器は、個人の聴力に合わせて調整することができます。 これに対して、集音器は細かな調整ができないものがほとんどです。簡易的に大・中・小の音量調節ができたとしても、 聴力を測定せずに良い聴こえを手に入れることは到底不可能です。また購入後、使い方がわからない、故障しているのか、音が弱い。雑音ばかり聞こえるなど通信販売で購入したもののご相談が当店にもありますが、販売店でしか...
難聴とは、音が聞こえにくい、または全く聞こえない状態のことです。 難聴には原因や部位によってさまざまな種類があります。一般的には以下のように分類されます。 伝音性難聴:外耳や中耳で発生した異常が原因で、音がしっかり伝わらないことです。鼓膜に穴が開いたり、耳垢が詰まったり、中耳炎などが起こると伝音性難聴になります。 感音性難聴:内耳や聴神経が衰えることで、音をきちんと感じ取れなくなることです。加齢性...
独居。70歳代女性。 常連さんのご紹介で来店。 聞き返しが多く困っていた。 そろそろお友達と会食を楽しみたい。 言葉の聴き取りテストは↓ 80デシベル(大声)なら右は70%・左は85%正解。 そこで補聴器を2週間お試し。 はじめて補聴器をつけたら聞こえすぎるとおっしゃるので お薦めの音の大きさより小さくお使いになって慣れていきたいとのご要望。 補聴器を付けての聞こえ具合もまだまだ...